音声入出力を利用した視覚障害者向けWebReaderの研究

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概要

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Web上には現在膨大な情報が存在し、その内容は多種多様にわたっている。Webには画像情報が多く含まれるが、視覚障害者にとって有効と思われる文字情報も多く存在する。これらの情報への非視覚的アクセスが実現すれぱ、視覚障害者にこれまでとは異なるまったく新しい情報源を提供できると期待される。しかし、現在はWindows 95への非視覚的アクセスが困難であるため、視覚障害者のWeb 利用環境も整備されていない。そこで、今回ホームページ読み上げソフトであるWebReaderを試作した。ここでは、初心者ユーザの利用を考慮し、入力にはマウスやキーボードを使用せず音声入力または数値キーパッドを利用していること、およびハイパーリンクと通常のテキストを読み分けるために男女性音での読み分けを実現した本システムのユーザー・インターフェイスについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-07-18

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