予防/回復機能を有する自律型セキュリティ管理システム(1)<セキュアプラットホーム>
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ネットワークシステムを安全に保つためのセキュリティ運用管理作業を支援する技術は数多く提案されている.しかし,ネットワークやパソコンの普及・高機能化に件い,ネットワークシステムが大規模かつ複雑になり,管理者の人手によるセキュリティ運用管理には限界が見えはじめている.本研究では,不正アクセス等の脅威からネットワークシステムの安全性をを自律的に維持することを目指し,様々な情報をもとに最善な対策を判断/命令する自律型セキュリティ管理システムのフレームワークを提案する.そこで,まず,管理者やネットワークシステムを取り巻く現状を整理し,セキュリティ管理のための要件をまとめる.これらの要件を解決するための自律性とは何かを定義し,予防/回復機能の必要性を述べる.そして最後に,自律型セキュリティ管理システムのモデルを提案し,提案システムが自律性を有することを言及する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-02-27
著者
関連論文
- 8.研究用データセット:攻撃元データ編 : ナレッジマネジメントツールによるマルウェア挙動の見える化(マルウェア)
- DDoS攻撃回避システムの開発(セッション4A 侵入検出とDoS)
- 信頼されたJava Web Startアプリケーションの悪用に対する一考察(セッション2)
- セキュアなJavaソースコードの作成とその監査手法
- 未知ワームを遮断すべきタイミングについて(セッション8-B:ワーム対策)
- 未知ワームを遮断すべきタイミングについて(セッション8-B:ワーム対策)
- 予防/回復機能を有する自律型セキュリティ管理システム(1)
- 予防/回復機能を有する自律型セキュリティ管理システム(1)
- 予防/回復機能を有する自律型セキュリティ管理システム(1)
- Webサーバ防御ツールの実用性評価