QoS制御へのミクロ経済学モデルの適用
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概要
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コンピュータの分散環境は,ネットワークの高速化,広域化によって急速に発達しており,情報サービスの公共性が高まり,サービスの内容が多様化している.それに伴いユーザのサービスに対する品質(QoS,Quality of Service)の要求の幅が広がっているが,ネットワークや計算機などの共有資源の提供には限度があるので,ユーザのQoS要求を満足させるためには,共有資源をユーザ間で効率よく配分しなければならない.一般に限られた資源を用いて,同時には達成できない複数の目的を達成しようとするとき経済学的問題が生じる.多数のユーザが共有する計算資源の効率的配分の問題は,経済学的問題として捉えられ,市場原理などの経済学の理論や分析手法が適用できる.本稿では,計算資源の価格付けが効率的資源配分を実現する上で果たす役割について考察し,価格調整メカニズムによってQoS制御の問題を解決する方法を述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
-
鳥居 悟
富士通研究所
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鳥居 悟
(株)富士通研究所
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飯塚 史之
富士通研究所
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青木 武司
(株)富士通研究所ネットワークコンピューティング研究部
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青木 武司
(株)富士通研究所
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飯塚 史之
株式会社 富士通研究所
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蒲田 順
(株)富士通研究所
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岩瀬 詔子
富士通研究所
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岩瀬 詔子
(株)富士通研究所
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飯塚 史之
(株)富士通研究所
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鳥居 悟
富士通研
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