廃油ボールのガスクロマトグラフィーによる識別
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概要
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Tar balls sampled from the sea near Japan were chararterized with a gas chromatograph. A1m×3mm i.d. stainless steel column packed with 3% silicone SE-30 on Chromosorb W was employed. Injection port temperature was 250℃, and the column temperature was programmed from 40℃ to 300℃ at 8℃/min and held at 300℃ there after. A carrier gas was helium and a flame ionization detector was used. Profiles of gas chromatograms were compared for eight kinds of crude oils (Iranian light, Iranian heavy, Kuwait, Hout, Murban, Minas, Oman and Khafji) imported to Japan. The discrimination of these oils except Minas oil was difficult. Minas oil which had characteristic peaks of n-paraffins, was easily discriminated from other oils. The discrimination of petroleum products such as kerosene, gas oil, lubricating oils, and fuel oils A, B and C was easy. Crude oils were stored on the synthetic sea water in order to study the effect of weathering of oil on a gas chromatographic profile. It became clear that low boiling point components vaporized rapidly and profile of chromatogram changed considerably. Chromatograms of nine samples of tar balls sampled in 1970 and 1973 were recorded and compared with those of the crude oils, the petroleum products and the weathered oils. As six samples had characteristic peaks of n-paraffins of large carbon numbers, these were inferred to be formed from Minas crude oil. Chromatograms of other three samples had close resemblance to that of heavier petroleum fraction such as fuel oils.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1978-03-05
著者
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