4-(2-ピリジルアゾ)-レゾルシン[PAR]によるガリウムの吸光光度定量
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概要
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4-(2-ピリジルアゾ)-レゾルシン[PAR]を用いて,ガリウムの光度定量を行なうための諸条件の検討を行なった.ガリウム-PARの呈色溶液は504mμに吸収の極大をもち,ガリウム量の1〜15γ/25m<I>l</I>の範囲でベールの法則にしたがい,分子吸光係数は102,000であった.<BR>呈色は20時間は安定であり,温度についても,15〜35℃の間ではほとんどその影響をみとめなかった.また共存イオンについては,鉄(III),コバルト,ニッケル,インジウム,タリウム(III),マンガン(II),銅,ビスマス,亜鉛.カドミウム,アルミニウム,アンチモン(V)などが大きな妨害を与え,これらの一部について,エーテル抽出法によるガリウムの分離を検討した.また本錯体の組成比を連続変化法で検討したところ,ガリウム:PAR=1:2であった.
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