高速液体クロマトグラフィーによる油溶性タール色素の分析
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概要
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シリカゲルを固定相とする吸着クロマトグラフィーによる化粧品用油溶性タール色素12点(C.I.No.12120, 26100, 12085, 12075, 12315, 26105, 12100, 12100, 11680, 11380, 11390及び47000)の分析条件について検討した.LiChrosorb SI 100(5μ)を固定相とし,n-ヘキサン/クロロホルム混液を移動相とするこう配溶出法でこれらすべての色素が分離溶出された.一方,単一溶媒溶出法について詳細に検討した結果,25%クロロホルム/n-ヘキサン混液,9%アセトン/n-ヘキサン混液及び4%ジエチルエーテル/n-ヘキサン混液を用いることによって分離が可能であった.又,定量性について検討した結果,試料注入容量5μl以下でカラム効率の低下は認められずピーク高さ法による検量線は原点を通る直線性を示した.油脂混合物中からの回収率は(91.9〜97.0)%であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1977-12-05
著者
-
大西 重樹
鐘紡株式会社化粧品研究所
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木嶋 敬二
国立衛生試験所
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木嶋 敬二
Division Of Environmental Chemistry National Institute Of Health Sciences
-
大西 重樹
鐘紡化粧品研
-
大西 重樹
鐘紡(株)化粧品研究所
-
西島 靖
鐘紡(株)化粧品研究所
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木嶋 敬二
厚生省国立衛生試験所
-
狩野 静雄
厚生省国立衛生試験所
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