知識ベースシステムのための知識コンパイルについての考察

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概要

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第五世代コンピュータ計画では、知識を複数のユーザの多様なアプリケーションの間で共有し、知識の利用効率を向上させることを目的の一つとした、知識ベースシステムに関する研究を進めている。筆者らは、このような知識ベースシステムの一部として、知識コンパイラを検討している。この知識コンパイラは、様々な知識表現で記述された知識をある中間コードの上の表現に変換し、知識に対する検索・更新等の操作を中間コード上の演算に落とす機能をもつ。筆者らは、知識ベースシステムが知識表現、推論機構の高度化に対応できるよう、知識コンパイラに柔軟な拡張性を持たせるための方法について検討している。本稿では、知識コンパイラ自身を知識ベース化し、容易にその構築・拡張が出来るように構成する方法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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