スーパーインポーズドコードを用いた構造体の検索方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最近エキスパートシステムや知識ベースなどでは知識を表現するものとして、変数を持った構造体が多く使用されている。このように表現された知識の扱いには、パターンマッチ、特に単一化処理が重要な役割を演じている。今後、扱う知識の量が増大すると伴に、1次記憶や2次記憶におかれた知識の高速な検索技術がますます重要となってくる。一方重ね合わせ符号(superimposed code)法を用いた検索技術は、マルチキーファイルの構成やシグニチャファイルを用いたファイルアクセスの高速技法などに適用されている。また、エディタなどのサーチコマンド等にも応用されてきている。本稿では、重ね合わせ符号法を構造体の一種である項に対して適用させる方式について述べる。これは、ある項と単一化可能な項を含むオブジェクト(レコード、ページ等)に対するインデックス検索を可能にするものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
-
伊藤 英則
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
森田 幸伯
沖電気工業 総合システム研
-
伊藤 英則
新世代コンピュータ技術開発機構 研
-
森田 幸伯
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
-
和田 光教
(株)沖電気工業
関連論文
- 関係データベース処理エンジンのソータの試作と評価
- 知識ベースシステムのための知識コンパイルについての考察
- 大規模知識ベースマシン実験機の開発(4) : 単一化エンジンの評価
- 演繹データベースにおける制約付最小不動点
- 可変長レコード用関係データベース処理エンジンの試作とソート処理性能の評価
- ホーン節変換 : 演繹データベースにおける部分評価の応用
- 並列論理型核言語に基づく知識べースマシン (「AIマシン」)
- 知識ベースマシンMu-X(3) : 表型言語から項型言語への変換
- マルチポートページメモリを用いた知識ベースマシンの並列制御方式と処理性能
- 知識ベースにおける部分評価
- スーパーインポーズドコードを用いた構造体の検索方式
- 大規模知識ベースマシン実験機の開発(3) : 単一化エンジンの構成方式について
- 大規模知識ベースマシン実験機の開発(1) : 開発の背景と方針
- ロジックプログラミングパラダイムにおける知識ベースシステム (「第五世代コンピュータ」)
- 知識ベースマシンMu-X(5) : 知識ベース演算エンジン
- 知識ベースマシンMu-X(1) : 並列制御方式
- 大規模知識ベースマシン実験機の開発(2) : ハードウェアシミュレータ
- 知識ベ-スシステム (知的情報処理) -- (知的情報処理技術)