知識ベースにおける部分評価
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概要
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知識ベースが大規模化されるにつれて,知識ベースシステムにおける問い合わせ処理の効率化が重要になってくる.知識ベースの構造化, 種々の探索戦略などはいずれも問い合わせ処理における検索の効率化を狙ったものである.プログラムにおける計算の効率化手法の一つに部分評価がある.これはプログラム中のある入力データを固定することによって繰り返し計算における効率向上を狙ったものであるが,以後ロジックプログラミング,演繹データベースなどの分野に応用されてきた.本稿では,Prologのようなホーン節で表現された知識ベースを想定する.そして,そのような知識ベースの部分評価の概念を導入し,問い合わせ処理の効率化手法として適用した場合の方法とその意義についで述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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伊藤 英則
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
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森田 幸伯
沖電気工業 総合システム研
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伊藤 英則
新世代コンピュータ技術開発機構 研
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森田 幸伯
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
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坂間 千秋
(財)新世代コンピュータ技術開発機構
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