広域コンピューター・ネットワークにおけるデジタル交換網利用の一形態
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概要
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欧米の大学間コンピューター・ネットワークであるBITNETや、IBM社内のコンピューター・ネットワークであるVNETは、IBMの通信サブシステム『RSCS(Remote Spooling Communications Subsystem)』を基にした広域ネットワークであり、世界的な規模でその広がりをみせ、1986年6月現在、BITNET-約1300ノード、VNET-約2200ノードとなっている。これらRSCSのネットワークは、物理的な接続手段としては専用線を基本としている。一般にコンピューター・ネットワークのかかえる問題は多岐にわたるが、通信回線費の問題もネットワークの運営の点から重要である。上述の専用線も通信費の点では他の交換網と比較して常に有利とは言えない。本稿においては、日本国内においてRSCS・コンピューター・ネットワークを運営する際に、現行アーキテクチャには手を加えずに通信費用を削減する手段を考える。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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日高 一義
日本アイ・ビー・エム株式会社 サイエンス・インスティチュート
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日高 一義
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所ビジネスサービス・リサーチ
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秋元 幸生
日本アイ・ビー・エム株式会社 サイエンス・インスティチュート
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