メディエータ間通信のための義務論理プロトコル

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概要

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インターネット上には, 様々な異種情報源が分散している。この様な分散システムの環境の中でユーザ自身が自力で検索を行ない目的の情報を探し得る事は困難である。そのためにメディエータ・システムが, ユーザの多様な要求を実行する。本稿では, 分散された情報源から情報を収集するメディエータ間で用いる義務論理プロトコルを提案する。関連研究として, 分散システムで用いられてる通信プロトコルで契約ネットプロトコルがある。また, これをベースにした拡張契約ネットプロトコルもある。義務論理では, 1対1での関係を義務関係で表したものがある。本研究では, 特徴として契約ネットプロトコルと, 義務理論を導入したことにより, 分散システムでのメディエータ間における1対多での環境において適用できる。以下, 2章ではメディエータの基本モデルについて述べる。3章で義務論理プロトコルについて述べ, 4章で本稿のまとめと今後の課題を述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-09-24

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