Model分散型MVCを用いた部品組合せによるアプリケーションの構築
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
部品をプロセス化し、これらを組み合わせて使用する分散アプリケーションは、負荷分散、拡張性などの点で有効である。このようなシステムを提供する方法として、祖粒度オブジェクトを部品としたデータ駆動方式に基づく方法が研究されている。これは、Smalltalk上のデータ変更伝搬メカニズムをネットワーク通信で実現し、プロセスとして実現されたオブジェクト間を結ぶものであり、高い拡張性と、オブジェクト間の結合をユーザーに解放することにより、自由なカスタマイズも実現している。反面、反面ネットワーク透過性が低く開発効率が悪い、計算機負荷が大きいなどの欠点も持っており、実用上の問題が多く残されていた。本稿では、このような欠点を克服するため、クライアントサーバ型分散アプリケーション環境を実現するアーキテクチャ、Model分散型MVC(Distributed Model View Controller:DmVC)を提案する。さらにこれらの考えに基づき分散CAD環境CENet(CAD Environment on Netowrk)を開発した。また、このシステム上に制御系設計支援CADシステムを構築したので報告する。[figure]
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
関連論文
- 二次最小化問題の超複素数への非凸緩和 - 性質とそれに基づく探索アルゴリズム
- 確率的分枝限定法によるBMI最適化問題の求解
- 探索空間拡張による二次形式の 0 - 1最適化
- 制御系解析・設計用数式処理パッケージ
- サンプル値制御理論の展開
- Network Enabled ServerのWorld-wide Gridにおける性能
- 設計支援システムにおける並列プログラミングのためのマクロデータフローモデル(シミュレーションにおける性能・品質)
- 行列積固有値問題(MPEP)大域最適化の計算量解析
- 定数スケールドH_∞制御大域最適化問題の計算複雑度解析-ブロック対角ケース-
- 定数スケーリングH_∞制御に基づくロバスト制御系設計
- H^∽制御によるXYステージの位置決め制御
- ドメイン固有フレームワークを用いたサービス管理システムの実現法
- プログラムデータベースを利用したオブジェクト指向プログラムのデバック
- 不完全なソースコードからのプログラム情報の抽出
- Model分散型MVCを用いた部品組合せによるアプリケーションの構築
- ロバスト制御のためのベンチマ-ク問題(II)-位置制御系の設計例-
- ロバスト制御のためのベンチマーク問題(I) -3慣性系に対する位置制御・速度制御-
- 厳密な線形化を用いた空気圧アクチュエータ駆動系の制御
- DVDFBとH_∞制御を併用した柔軟構造物のロバスト制御
- マイナフィードバックを併用したH^∞制御とその圧力制御系への応用
- 半正定値計画法(SDP) : 非凸最適化に基づく制御系設計
- 半正定値計画法(SDP) : LMIに基づく制御系設計
- 能動磁気浮上システムによる微振動制御(機械力学,計測,自動制御)
- 双一次変換パラメータをもつ補間コントローラ
- サンプル値制御理論-VI : ディジタル信号処理への応用
- MVCモデルに基づく分散システム開発支援ツール
- A Parameter Space Approach for Fixed-order robust controller synthesis by symbolic computation (Computer Algebra : Algorithms, Implementations and Applications)
- 新しい数式処理アルゴリズムQEを用いたロバスト制御系設計
- パラメータ推定誤差を考慮したゲインスケジューリングコントローラの設計
- サンプル値制御理論-V : 実システムへの応用と数値計算法
- サンプル値制御理論-IV : 最適制御問題の一般化
- サンプル値制御理論-III : 最適制御問題とその解法
- サンプル値制御理論-II : 周波数応答とその計算
- サンプル値制御理論 : システムとその表現I
- 適合性確率に基づくモデル集合の検証
- ディジタル制御系のロバスト安定化
- 並列分散計算システム上でのBMI固有値問題解法
- 並列分散計算によるBMI固有値問題解決法
- 入出力データによるモデル集合の確率論的検証
- ロバスト制御研究会
- 繰返し制御を応用したモータの回転むら低減法
- パラメータ変動のモデリングと設計を同時に行うロバスト制御系設計法