プログラムデータベースを利用したオブジェクト指向プログラムのデバック
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概要
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オブジェクト指向言語のプログラムを効率的にデバッグするには、オブジェクト指向特有の概念を利用することが重要かつ効果的である。例えば、インヘリタンスやメソッド情報に関する情報の利用や、注目するオブジェクトの自動的なクラス判定、クラスやオブジェクトに対するブレイクポイントや表明などが有効であろう。しかし、これらの機能を実現すためには、クラス、メソッドやインスタンス変数などに関する情報が必要になる。しかし、C++のようなハイブリッド型でかつ実行効率を重視している言語では、実行時にこのようなメタな情報が扱えない場合が多い。本稿では、C++のプログラムデータベースをデバッガとともに使用することによって、オブジェクト指向プログラムを効率的にデバッグする利点とその実現について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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