データ構造変換向けクラスライブラリ生成ツールの開発
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概要
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我々はデータ構造変換向けクラスライブラリ生成ツールを開発している。本ツールはあるデータ構造から別のデータ構造への変換プログラムの自動生成を目的とする。UNIXツールのyaccはバーサを生成するが、出力結果の形式を定める機能は持たない。従ってアクション部に出力形式を規定するプログラムを書かなくてはならない。言い換えればyacc記述は、yaccへの入力は明瞭だが出力に関しては不明瞭である。本ツールは出力形式を記述することにより自動的に出力形式を整えるプログラムを生成する。これによりデータの入出力の見通しが良くなりプログラムの可読性の向上が期待できる。また、ソースコード中に散在しがちな出力構造の定義を一括して扱い、再利用することができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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高野 彰
三菱電機(株) 情報電子研究所
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黒田 清隆
三菱電機株式会社
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黒田 清隆
三菱電機(株) 情報電子研究所
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熱田 ミハル
三菱電機(株)生産性推進部ソフト生産性技術センター
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HongXin Huan
University of Waterloo
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