並列計算機PAXにおけるホスト・PU間交信方式の改良
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概要
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PAXは科学技術計算を高速に実行することを目的としたマルチプロセッサであり,二次元格子状(トーラス状)に結合されたプロセッシング・ユニット(PU)群と,これを制御するホスト計算機から構成される.PU群が計算を並列に行うのに対しホストとの間のデータ転送は直列に行われるため,ホストとPUをつなぐアダプタが律速となっていた.この点を改善するためホストのユーザ空間からPUのメモリを直接アクセスできるようにした.これまでのシステムはホストにPDP-11,バスにQbusを使用していたが,本研究ではホストにNEWS-830,バスにVMEbusを使用した.システム本体はMiPAX-32J,ホストのOSはUNIXである.以下,VMEbusを使用したアダプタをVMADP,Qbusを使用したアダプタをQADPと呼ぶ.
- 1989-03-15
著者
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