ネットワークコンピュータを利用したJavaイントラネットシステムの試作

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概要

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低価格なネットワークコンピュータは、業務用分散システム構築のコスト削減に有効である。しかし一般にPCと比べて機能を制限しているため、システム全体で補う必要がある。そこで我々は、3階層CSSの構成により、ハードディスクを持たないCD-ROM起動方式のネットワークコンピュータを、Java端末として利用するシステムを試作した。例題として社内で運用中の「旅費精算システム」を取り上げ、Visual Basicのソースから、その主要な機能をJavaアプレット化した[1]。また、WebブラウザHotJava[2]を独自拡張により日本語化しており、これを用いることで、帳票印刷、簡易DB、アプレット・サーバ間の日木語通信等の機能が利用可能である。本稿ではこの試作を通じて得た知見を報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-03-12

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