画像の境界値表現を効率よく求める算法
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概要
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画像処理の分野では、多階調のディジタル画像を表現するのに、各要素が各画素の階調値を表す2次元配列の形式を用いるのが一般的である。これに対して、画像の境界値表現とは、各画素の階調値を対応する地点の標高と見なして、画像を階調値の等高線で表現するものである。階調値が整数で表される場合、階調値を表す各整数kに対して、階調値がk以上の領域を等高線として求めれば、それらの等高線の集合によって画像を表現することができる(あるいは、等高線の集合から画像を再構成することができる)。本文では、このような画像の等高線表現を効率よく求めるアルゴリズムを提案する。
- 1997-03-12
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