パーソナル通信用オブジェクト指向プラットフォームの提案
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概要
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無線通信システムのソフトウエアを構築する上で、システムの信頼性や保守性を向上する観点から、ソフトウエア設計は重要な課題である。またその前提として、ソフトウエアの構造と振舞いを規定するソフトウエアのモデルを確立することが不可欠となる。ISO7498(CCITT勧告X.200)は、汎用的な通信のモデルとして、7層からなる構造を規定している。これをベースとして通信ソフトウエアのモデルを作成することは、その汎用性を継承し、またソフトウエアのモジュラリティ向上に有効である。本研究では、ISO7498で提唱する通信のモデル(以降7層モデル)をベースとした、オブジェクト指向を用いて通信ソフトウエアのモデル化に際して発生する問題点と、その解決法について提案する。適用する具体的なシステムとしてはパーソナル通信システムを用いる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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