Adaシステムの性能評価方法の一提案
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概要
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米国内を中心として、実用的Adaシステムの数が急増してきている。これに伴って記述言語選定の際に、Adaと他言語のベンチマーク、各社Adaシステムのベンチマークが必要となってきた。Adaには共通的に利用されているベンチマークが存在し、いくつかの評価報告があるが、Adaの例外処理、コンパイルオプション、最適化等の扱いが統一的でなく、同一土台での比較がなされているとはいいがたい。今後、性能条件の厳しいリアルタイムシステムへのAda導入に当たっては、ベンチマークによる評価がますます重要となる。本稿では、Adaのベンチマークの際に必要な、(1)評価項目、(2)測定時の留意点、(3)テストプログラムの選定等、について検討し、Adaコンパイラの性能評価において考慮すべき事項を整理したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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