事務処理システムへのAdaの適用とその評価
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概要
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パソコン(PC)やワークステーション(WS)でも動作する良質のAda処理系がでまわってきたことなどから,航空,宇宙分野などのリアルタイムの組込み型システムだけで,なく,事務処理分野のシステム開発にもAdaを使っていこういう動きがある。Adaは,パッケージ機能による情報隠蔽・カプセル化,モジュール間のインタフェースチェック機能などソフトウェア工学の成果が取り込まれており,大規模システムの開発に適している。一方,ソフトウエアの開発量からは,COBOLによる事務処理は圧倒的であり,Adaも利用するためには,この分野におけるAdaの適用性とその適用方法を明確にすることが必要である。本報告では,事務処理システムへのAdaの適用法とCOBOLプログラムをAdaにより記述した場合の評価結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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