質問に対する回答者選択を設計固有情報を用いて支援する手法について

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概要

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大規模ソフトウェアの開発において、開発担当者は各工程において必要な情報を、他の技術者に質問することによって入手することが多い。このとき一般に、質問者に知りたい情報を誰がもっているかわからないために、質問をした相手ごとに質問を理解させて、回答できるかどうかを確認する必要がある。しかし、開発担当者に分散によってコミュニケーションがとりにくい環境では、その作業の労力が大きいため、開発の生産性や成果物の品質に悪影響を与える。我々は、このような質問者の労力を軽減するために、質問者と回答者との間の情報交換を円滑に行なうことを支援するシステムの構築を考えている。本報告では、開発工程に固有な情報を用いて質問の内容に適した回答者を選択する手法を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1992-09-28

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