日本語解析処理を用いた音声読み上げ方式の開発
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概要
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日本語解析処理の応用として、不特定の文書に対する音声合成による読み上げ技術が開発されるようになってきた。これは、音声合成が小型で安価な装置で実現できるようになったことと、この分野に関しても日本語解析の技術が適用できるようになってきたからである。日本語の文書を人間が喋るように自然に読み上げるためには、各単語を正しい読みとアクセントで読み上げることはもちろん、その単語の使われ方によってはアクセントの移動や、文中における息継ぎや、長さなどを調整しなければならない。本発表では、日本語処理を応用した音声合成による読み上げシステムの概要と、その中でも特にアクセントの移動に関する規則とその適応について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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小林 賢一郎
東芝ave(株)
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斎藤 裕美
株式会社東芝
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原 義幸
(株)東芝デジタルメディア機器社
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小林 賢一郎
東芝ave (株)
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新田 恒雄
株式会社東芝情報処理・機器技術研究所
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原 義幸
株式会社東芝情報処理・機器技術研究所
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斎藤 裕美
株式会社東芝情報処理・機器技術研究所
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