適応パーサによる文脈自由文法の自動修正
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概要
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ある一定の形式にしたがって作成されたテキストなどを文脈自由文法パーサを用いて構文解析することはよく見られる状況である。しかし、入力され得る全てのテキストの形式を正しく記述する文法規則を予め用意しておくことは難しい場合が多い。また、仕様の変更や、内容的にはほとんど同じでありながらこれまでとは異なる形式の入力を構文解析する際に、手動で文法規則を修正するのは大きな労力を必要とする。そこで本稿では、予め基礎となる文法規則を元文法として与えておき、以後、元文法では正しく構文解析できない修正用の例文が入力されると、それを受理できるよう新たな生成規則を自動的に追加していく構文解析システムを提案する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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