Common Lispで実現したX-window支援ツールキット
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、X-windowを利用するためのプログラムインターフェースがいろいろ開発されているが、C言語インターフェースのものが多い。Lispで扱えるもので手軽に使えると言えば、MITで開発されたclx(Common Lisp X-window)がある。しかしclxはxlibと内容的に同等であるため、ベーシックなインターフェースしか持っていない。そのため、ポップアップメニューを表示するだけでも大変な労力を要する。そこで、そのような労力を払わなくてもCommon LispからX-windowが利用できる様に、オブジェクト指向的な機能を持つツールキットを作成した。本稿では、はじめにツールキットの概要について説明する。続いて、本ツールキットの中核を構成するプレゼンテーションシステムについて説明し、その利用例を示している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
関連論文
- 統計解析システムへの判断支援機能の付加方法とその周辺問題
- 多変量解析システムADDL/WSの機能と実装
- 建設物のリスク解析および費用便益分析の現状と課題
- 都市システムの頑健性分析が重要
- 統計解析システムへの判断支援機能の付加方法とその周辺問題 (日本計算機統計学会第6回大会報告)
- 多変量解析システムADDL/WSの機能と実装 (日本計算機統計学会第4回大会報告)
- 統計解析システムADDL/WSの機能と実装
- Common Lispで実現したX-window支援ツールキット
- SL-TRANSにおける変換・生成手法
- タイプ付素性構造による生成過程の制御
- 素性構造を入力とする英文生成
- タイプ付き素性構造主導型生成
- 単一化に基づく生成の効率向上
- 1. プログラミング言語と環境 1.1 Lisp のプログラミング環境 (<大特集>新しいプログラミング環境)