建設物のリスク解析および費用便益分析の現状と課題
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概要
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阪神淡路大震災以降、建設物の信頼度を求める社会的要請が高まりを見せている。土木建築関係者は震災の教訓を生かして設計基準や構造解析手法にリスク解析を含める形で再検討や新しい提案を行なっている。本稿では、一般的なリスクの捉え方を整理した上で、建造物のリスク解析のあり方を論じ、土木工学で用いられているリスク解析と費用便益分析の手法についていくつかを紹介した。また、耐震設計基準の見直しの動きや、リスク定量化に関するアンケート結果を報告した。そしてリスク定量化を前提とする費用便益分析は社会的合意を取り込む意思決定プロセスが重要である点を強調した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-24
著者
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