協調ワークフロー管理システム「cooper」におけるユーザグループ管理方式

概要

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パソコンネットワーク上でユーザのグループとしてワークグルーブを設定する。現在、このワークグループに所属する各ユーザがその権限によってワークグループ内の資源にアクセスし、協調作業を行なうシステム「cooper」の検討を行なっている。「cooper」ではワークグループのユーザ管理者がそのワークグループでのユーザ情報を分散して管理している。また各ユーザはワークグループの資源にアクセスするための環境としてユーザオブジェクトを持っており、現在所属しているワークグループに関する情報はこのユーザオブジェクトが保有している。このような環境の中、ユーザの異動が発生した場合に、変更しなくてはならない情報はネットワーク中の各ワークグループ及びユーザオブジェクトに分散されている。このような環境におけるユーザの異動について、ユーザ異動用オブジェクトを提案し、このオブジェクトを回覧することによって、分散環境におけるユーザの異動をスムーズに行なう方法について検討をおこなう。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-09-27