協調ワークフロー制御エンジンWolfにおけるワークフロー制御方式
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概要
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我々はワークグループにおける協調作業の効率化を支援することを目的として協調ワークフロー管理システムCooperを研究開発している。Wolfはワークフローを制御/管理する汎用エンジンであり、Cooperの心臓部である(図1参照)。ここでワークフローとはワークグループにおいてメンバ同士が情報め交換、配送を行ないながら協調的にある業務を処理していくこと、あるいはその業務の流れのことをいう。プロトタイプ版でのWolfは、もっともシンプルなシリアルワークフロー(条件分岐などがなく1方向にフローしていくもの)の制御のみサポートしていたが、条件分岐など、より複雑なワークフローに対応し、かつワークフローのルーティング定義を容易におこなうため、制約指向に基づくワークフロー制御方式を研究している。本稿では、WolFにおけるワークフロー制御の特徴である、制約指向ワークフロー制御言語:WFLとその制約評価機構のメカニズムについて説明する。[Figure]
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
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