対話型図面認識・編集システムの開発
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概要
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従来よりさまざまな分野において、(1)紙で保管されている既存図面を計算機入力し、一部分を変更して設計を行ないたい(2)既存図面から必要な部分のみを抽出してデータベース化したいというニーズが高い。しかし、一般にこれらの図面は記入要素の重畳が多く非常に複雑でしかも種類が非常に多く、デジタイザを用いてトレース入力を行なうには多大の労力と時間を要するという問題がある。そこで図面自動認識システムの利用が考えられる。文献[1]に示すような最近の図面自動認識システムでは複雑な手書き図についてもかなりの認識率で自動入力できる。しかし、これらの自動入力システム図面の種類を限定した専用システムの開発が必要であるのが現状であり、汎用的には利用できない。このような状況で、汎用的でかつ効率的な図面認識システミは要望が高くなっている。本シズテムは図面自動認識技術を適用した対話型図面認識により、効率的かつ図面種類を問わない汎用的な図面認識を実現するものである。
- 1991-02-25
著者
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金近 秀明
三菱電機(株) 情報電子研究所
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平田 孝雄
三菱電機(株)情報電子研究所
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平田 孝雄
独立行政法人科学技術振興機構
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永野 靖忠
三菱電機(株)情報電子研究所
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永野 靖忠
三菱電機(株)情報システム研究所
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金近 秀明
三菱電気(株)情報システム研究所
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