仕様書段階における品質評価技術の検討
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概要
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当社では,従来,IMAPにおける品質評価支援システムとして,ESQUTの研究開発を行なってきた.ESQUTとは,ソフトウェアのライフサイクル全体にわたり品質メトリクスを導入,品質の定量化を行い,その品質を随時モニターし,品質評価を進めていく品質評価支援システムである.ESQUTシステムは,ソフトウェアライフサイクルにあわせ,その各工程での品質評価支援手法・ツール群より構築されている.C言語で記述されたソースコードの品質を計測するESQUT-C,TFFにより記述されたモジュール詳細設計書を計測するESQUT-TFFなどである.しかし実際品質はソフトウェアライフサイクルの上流工程である仕様の段階で決定してしまうことが多い.そしてモジュール詳細設計以前の段階で品質のファクターを定量評価することができれば,この段階での変更がモジュール詳細設計段階での変更に比べて容易なことは周知である.そこでその仕様の段階で作成される仕様書の品質を評価することで上流工程から品質を作り込むことを目標に,その可能性について考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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平山 雅之
株式会社 東芝 システム・ソフトウェア技術研究所
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津田 淳一郎
株式会社 東芝 システム・ソフトウェア技術研究所
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艸薙 匠
株式会社東芝研究・開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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艸薙 匠
株式会社 東芝 システム・ソフトウェア技術研究所
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平山 雅之
株式会社東芝 システム・ソフトウェア生産技術研究所
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津田 淳一郎
(株)東芝システム・ソフトウェア技術研究所
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