曲線方程式あてはめ法による円弧の認識について
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概要
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我われは、図面自動入力のために、2値画像からの線情報の自動抽出の研究を行っている。我われは、先に、直線分の認識のための効率のよい方法について報告している。この方法は、2値画像を分岐の無い連結点集合(単純セグメント)に分書し、単純セグメントごとに点座標の2次までのモーメントを計算し、主成分軸を算出して直線近似する方法である。今回は、この方法と併用するための円弧を認識する方法について報告する。本方法は、単純セグメントの点集合に対して円の方程式をあてはめることによって円弧を認識しようとする方法である。円弧の中心と半径は円の方程式の最小自乗あてはめ法により容易に求められるが、円弧の孤長や線幅も求める必要がある。既報の直線認識法で得られる情報を活用した効率のよいアルゴリズムを提案している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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