ビジュアルな仕様言語処理系の開発
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概要
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ソフトウエアライフサイクルの要求定義におけるユーザインタフェースを改善する目的で、ビジュアルな仕様言語処理系を開発した。従来のCASEツールとの相違点は、ユーザ定義のアイコンを用いて要求仕様をビジュアルに記述できる点である。このビジュアルな仕様言語処理系(Visual Specification Language Analyzer,以下通称VSLA)は、要求フレームモデルに基づいて、構造化分析のDFD図の構文規則に準じたビジュアルな要求を仕様を記述するための仕様図エディタと、仕様を内部表現に変換するための中間コード生成器から構成される。エディタにより,ユーザが定義したアイコンを使って、事務関連のビジュアルな要求仕様を記述できる。得られたビジュアルな要求仕様は中間コード生成器を通して、要求定義環境CARDで利用可能なCRD表現に変換される。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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