GUIにおけるユーザの意図による対話形式の分類

概要

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現在、ワークステーション上では、ウインドウ環境等のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の利用が一般的になっている。ユーザはディスプレイ上のGUI部品を操作することで望んだ仕事を行なうことが出来る。最近では、計算機の知識がそれほど多くないユーザがワークステーションを使用することも多くなってきている。そのようなユーザが計算機を効率良く利用するためには、計算機が優れたユーザインタフェース(UI)を持っていることが重要となる。多くのコマンドを覚えなければならないコマンド入力型のUIに比べると、GUIは初心者にとって馴染みやすいといえる。しかし、計算機の初心者が簡単に使うことの出来るようなUIは、作成することが難しい。したがって、GUI作成の際に参考になるガイドラインがあることが望ましい。本研究は、ユーザが意図する仕事に対して適切なGUI部品を選択するための指針を得る手段として、現在一般的に使用されているGUI部品をユーザがどのような目的に利用すると考えているかを調査したものである。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01