マルチユーザで利用可能なオブジェクト図エディタの構築

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
我々は様々な開発を行なう場合、その開発対象についてモデル構築を行なう。このことにより開発対象に対する理解が深まり、より開発しやすくなる。このモデル化の手法としてOMT記法[1]を用いた。またグループでの開発に対してはそのグループ内で共通な認識を持つ必要がある。そのために開発対象に対してモデル構築を行なうことにより共通の認識を持つようにする。この時モデル構築を行なうにあたり、すでにOMT記法を熟知している経験者がそれを利用して共通認識を高める場合と、OMT記法を学んでいる途中でありその記述方法に対する理解が曖昧で共通認識を得にくい場合とがある。本研究ではOMT記法を学んでいる学生に対して、個人でモデルを製作する場合とグループでモデルを構築する場合にどのような問題があるのかおよび、どのような機能が必要なのかを明確にするために調査をし検討した。また、その結果を元にオブジェクト図エディタの基本部分を実装した。
社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク