複合オブジェクト質問の最適化
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概要
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近年、多くの分野でデータペース処理に対する新しい要求、例えば個人向けのデータ処理などが指摘されている。こういった状況では、データペース環境は劇的な変化を遂げざるを得ず、特に高度な利用者インターフェイスが必要とされる。視覚操作によって利用者はデータペースを構築し、保守しまた問い合わせを行うことができる。この方式の利点は、高度の抽象化によって理解を直観的にし、複数の処理対象を同時に表示でき、質問記述が任意の部分から構築できることにある。スキーマの操作と質問の記述が同じスタイルであることも重要である。筆者らはデータベース視覚言語PIMを提案し、ある種の型付き第一階多類論理と等価であることを証明した。さらに視覚操作に作用範囲を導入した。本稿では、複合オブジェクト質問に集中して論じる。すなわち、質問の記述、限量記号の導入、質問の標準化および型構造の簡単化など、一連の質問処理の最適化を考察する。これらは視覚操作と深く結び付いており、等価な議論ができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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