演繹オブジェクトのための論理的枠組み
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概要
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複合オブジェクトの最も重要な機能は,構造化操作によって対象をモデル化する能力である.実際の研究では,集合と順序組が導入されている.2つの基本機能が重要であることは明かであるが,2つだけが重要だと主張する理由はどこにもない.問題は,新たな基本構造を付け加える毎に,その操作ためにデータ操作言語が拡張されねばならない点にある.即ち,どの様にして新たな機能をデータ操作の導入するのかがこの議論のポイントになる.本研究の目的は,大きく2つ存在している.初めに,演繹項に基づいて複合オブジェクトを定義する方法を述べる.次に,複合オブジェクトの操作を関数定義として記述方法を示す.またある条件を満たせば,こうして得られた関数がただ一つ定義されることを述べる.論理プログラミング立場から,初めて一般的な複合値の記述とその操作を考察したものはCOLである.COLた多値関数を集合値として表現し,集合の順序組に基づく最小論でこれらの意味を与えるが,原子式集合上の関数を演繹項の関数として拡張できるかどうかは決定不能であることが示されている.本研究では定義可能な部分クラスを見つけることにある.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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