データ構造上の並列度
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概要
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データオブジェクト上で複数の操作要求が起こった場合、各処理を構成する操作の時間的実行順序が問題になる。本稿では、一貫性次数を元に、主なデータ構造について抽象データ型(Abstract Data Type:ADT)を定義し、その性質を調整する。この調整により、データ構造上の並列操作における並列性が、データ構造自身の性質にある程度依存することを明らかにする。また、データ構造の内部構成や要素数によっても並列性が著しく異なることを示す。さらに、並列性の規則を加減した場合、データ構造を物理的に破壊する可能性があるADTしか作れないデータ構造があることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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