CASEツールの統合インタフェースモデルの一考察
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概要
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ソフトウェア開発において、生産性・信頼性・保守性の向上はソフトウェア技術者の慢性的不足に伴い最重要課題となっている。このような問題を解決するために様々な設計方法論、言語、テスト・管理方法がこれまで研究開発されてきた。そしてこれらの方法論、言語等を計算機を用いてソフトウェア開発のライフサイクル上の特定フェーズあるいは複数フェーズを支援する環境が構築されており、 こうした支援環境は現在、CASE(Computer-Aided Software Engineering)環境として注目されている。本稿では特に、個々のCASEツールを統合しライフサイクルの複数フェーズを支援する環境を構築する場合の問題点を明かにし、統合化に関する議論のベースとなるインタフェースモデルを提案する。また提案したモデルに基づき統合化の指針を示すとともに、現在のCASEツールを考察し、一貫CASEツールの実現方針を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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松村 一夫
株式会社東芝システム・ソフトウェア技術研究所
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松村 一夫
(株)東芝システム・ソフトウェア生産技術研究所
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岩田 誠司
株式会社 東芝 研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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岩田 誠司
株式会社東芝システム・ソフトウェア技術研究所
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大筆 豊
株式会社東芝システム・ソフトウェア技術研究所
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高橋 生宗
株式会社東芝システム・ソフトウェア技術研究所
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大筆 豊
東芝
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