相互接続された異種計算機環境における並列計算のための負荷分散について

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概要

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近年、プロセッサ及び周辺機器の性能向上が、パーソナルコンピュータと言う名称を意味のないものにしつつある。一方、データの共有と計算能力の分散を可能とするネットワークの重要性が高まり、共通のプロトコルによって構築されるネットワークは、今やあらゆる計算機をも接続し、共通のサービスをそれら計算機に提供している。このようなネットワークとそこに接続された複数の計算機とを仮想的なマルチプロセッサシステムと見なすソフトウェアPVM(Parallel Virtual Machine)が供給され、それを用いたアプリケーション開発が各所で盛んに行なわれている。本稿では、PVMを用いた負荷分散手法について提案する。まずPVMの概要を述べ、次にその環境におけるシステムの負荷と見なせるものを提示し、次にそれらを検討し、その結果を元にして負荷分散手法を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15

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