3次元CG画像の2次元化アルゴリズムについて第2報 : セルアニメタッチへの表現方法の検討

概要

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3DCG画像によるアニメーションをセルアニメタッチに変換する事は、これまで費用の点から試みられたことがなかった。しかし、ハード・ソフトの低価格、ハイパフォーマンス化が進み、3DCGアニメーションの持つ特色をセルアニメタッチの映像制作に応用することが可能になった。本研究ではセルアニメタッチの画像の特色が、ふちどり線とアニメーションそのものの動きにある事に着目し、これまで難しかったセルアニメタッチ画像制作の自動化を進めているが、キャラクタの関節部分や腕を折り曲げた時の表現や顔の表情などに、アーティストの手作業に依存しなければならなかった。本報告では、自動生成されるふちどり線を付加したセルアニメタッチの画像を、できるだけ手描きアニメに近い感じに生成されるための表現手法をいくつか提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15