骨格ベクトル方式による漢字パターンの生成 : (2)輪郭形状ルールに従った漢字ストロークの生成
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概要
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計算機による文書出力の多様化のため回転や拡大処理を施しても品質が低下しないフォントの開発が進められている.例えばアウトライン文字などがあり,個々の文字は高品質に生成できる.しかし,フォント作成の立場から品質を追求すると,同一文字セット内でのデザインの統一性が重要である.個々の文字は美しくても,それらを文字列として並べたときに基本的なデザインが不揃いでは高品質のフォントとは言えない.そこで本報告ではフォントに対するテザイン・ルールを抽出して,このデザイン・ルールを個々の文字を構成するストロークに反映することによって統一したデザインのフォントを生成する方法を述べる.この方法によればデザイン・ルールを変更することにより,フォントのバリエーションを広げることも可能である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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上原 徹三
(株)日立製作所 中央研究所
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鍵政 秀子
(株)日立製作所 中央研究所
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国西 元英
株式会社日立製作所情報サービス事業部
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国西 元英
(株)日立製作所中央研究所
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下位 憲司
(株)日立製作所中央研究所
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下位 憲司
日立 中研
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坂本 達
(株)日立製作所 デザイン研究所
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多田 護
(株)日立製作所 デザイン研究所
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上原 徹三
(株)日立製作所中央研究所
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鍵政 秀子
(株)日立製作所中央研究所
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