木構造図用データ交換言語DXL (3) : DXLの拡張によるHCPチャートへの適用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、 プログラム論理の表現としての木構造図は様々なものが用いられており、 複数社による大規模ソフトウェアの開発などでは各社が異なる木構造図を採用していることによる弊害が発生している。そこで国内SC7/WGlにおいて既存の木構造図を相互交換可能とする標準的な交換形式としてDXL(Diagram eX-change Language for tree-structured charts)が開発された. しかし、 DXLは木構造図における処理に関しての表現方法は定義されているが、 HCPチャートなどによるデータ部についてはその表現方法は未定である. したがって、 HCPチャートの情報を交換するためにはDXLの仕様を拡張することが必要である。 本稿ではHCPチャートの有するデータ部の情報の交換も可能とするためのDXL文法の拡張仕様を検討する。 また、拡躯仕様に基づき実際にデータ交換実験を実施したので、その結果についても報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
-
宮崎 裕司
Nttソフトウエア (株)
-
志村 武
沖電気工業株式会社
-
志村 武
沖電気工業(株)通信ネットワーク事業本部
-
志村 武
沖電気工業
-
長野 宏宣
NTT (株)
-
忠海 均
NTT (株)
-
西山 和雄
NTTソフトウエア (株)
-
長野 宏宣
日本電信電話(株)ソフトウェア本部
-
忠海 均
Ntt ソフトウエア研
関連論文
- コンパクト・チャートを用いたプログラム設計法
- HCPチャートとC++ソースコードの対応方式
- 構造化設計CASEツールの開発
- 木構図用 CASE ツール間のデータ交換言語: DXL
- 5J-01木構造図用データ交換言語DXL(1) : 言語仕様
- 木構造図用データ交換言語DXL (3) : DXLの拡張によるHCPチャートへの適用
- 3. 標準化の状況 3.4 プログラム構成要素及びその表記法 (ソフトウェア工学における標準化動向)
- リエンジニアリング技術:RELICS (特集 カスタマ指向ソフトウェア開発方法論--分散型情報システム開発を加速する)
- 木構造図用データ交換言語:DXL(2) : 相互接続実験
- ドメイン指向要求分析技術:DREM (特集 カスタマ指向ソフトウェア開発方法論--分散型情報システム開発を加速する)
- 要求分析方法論DREMの基本概念
- システム要求分析における会話特性の抽出実験
- OMTに基づくC++用クラス設計支援ツール
- C++言語用HCPチャ-トシステム (ソフトウェア生産)
- オブジェクト指向対応HCPチャートシステム
- 小型機によるFORTRANソースプログラムのエラーチェック
- ソフトウェアCALSの動向 ( インターネットによるソフトウェア開発環境および一般)
- 木構造図用CASEツ-ル間のデ-タ交換言語:DXL
- ソフトウェアCALSの狙いと実証実験について (情報処理最前線)
- 分散環境開発 2.分散開発環境の基盤技術 (<特集>分散開発環境)
- CHIN-KUEI CHO 著/後藤公雄 監訳, "高品質ソフトウエア-ソフトウェア品質管理概論", 近代科学社, B5判, 444p., \5,200, 1982
- 9.ソフトウェアデータに関するモデリングの標準化
- システム更改に適応したリエンジニアリング手法(RELICS)の提案
- システム更改に適応したリエンジニアリング手法の提案