ソフトウェア品質計測/保証技術(SQMAT)
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概要
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コンピュータ&コミュニケーション(C&C)技術のめざましい進歩により、ソフトウェアの重要性がすます高まり、機能の多様化や大規模化を引き起こしている。大規模なソフトウェアにおいては、小さな欠陥が致命傷になり、時には社会問題にまで発展することもある。高品質のソフトウェアを構築するためには、ソフトウェア開発の各段階で品質を評価し、上工程から品質を作り込むことが重要である。当社では82年秋から品質評価技術の調査、研究を始め、当社独自の技術開発により、試作、適用、評価を経て、84年にSQMAT初版(Software Quality Measurement and Assurance Technology )として体係化を行い、以後改訂を行っている。SQMATは大規模なソフトウェアだけでなく、小規模のビジネス・アプリケーションや組み込みソフトにも適用でき、現在社内に3100冊以上のハンドブックを配布し、様々な部門で適用され、効果をあげている。本稿では、SQMATの特徴、実施手順、適用効果について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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込山 俊博
NEC マイコンソフト開発環境研究所
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込山 俊博
日本電気株式会社
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三野村 圭右
日本電気株式会社
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越 裕美子
日本電気株式会社
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砂塚 利彦
日本電気株式会社
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込山 俊博
NECマイコンソフト開発環境研究所開発プロセス技術部
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砂塚 利彦
NECマイコンソフト開発環境研究所開発プロセス技術部
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砂塚 利彦
Nec マイコンソフト開発環境研
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越 裕美子
日本電気(株) ソフトウェア生産技術開発本部
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