ソフトウェアにおける信頼性向上の一施策
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概要
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ソフトウェアの社会的影響力が増大する一方で, 相変わらずソフトウェアの欠陥による故障や事故が後を絶たない.信頼性を評価・管理するため各種技法がこれまでに多数開発され適用されてきたが, 根本的な解決には至っていないのが現状である.信頼性の高いソフトウェアを開発するには, 組織的な品質に対する取組みと, ソフトウェア技術者ひとりひとりのスキルアップによる欠陥の撲滅が不可欠である.本稿では, それらを実現するためのソフトウェア組織の能力成熟度モデル(CMM)とパーソナルソフトウェアプロセス技法(PSP)の概要を説明し, 企業における信頼性の改善事例を紹介する.
- 日本信頼性学会の論文
- 2000-08-25