プロセス成熟度モデルによるISO 9001への適合度評価
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概要
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ソフトウェア製品の品質を向上させるためには、開発プロセスの質を向上させる必要がある。現在、プロセス成熟度モデルSPICEをもとにしてソフトウェアプロセス評価・改善(SRA)技法の国際規格化が進められている。一方、製品・サービス分野一般ではISO 9000シリーズ規格による審査登録制度が確立しており、ソフトウェア分野においてもISO 9001の要求事項を考慮した品質システムの構築が求められている。本論文では、ISO 9001に準拠した品質システムの構築および整備を、プロセス評価・改善活動のなかで推進していくために、ISO 9001への適合度をSPICEによるプロセスアセスメント結果から計測できるよう拡張した方法論を提案する。この方法論を用いることにより、ISO 9001審査登録を主要なマイルストーンと位置付けた継続的プロセス改善が可能となる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-07-25
著者
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小山 伸治
Necマイコンソフト開発環境研究所開発プロセス技術部
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込山 俊博
NEC マイコンソフト開発環境研究所
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込山 俊博
NECマイコンソフト開発環境研究所開発プロセス技術部
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砂塚 利彦
NECマイコンソフト開発環境研究所開発プロセス技術部
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