企業内EAネットワークにおけるEWS(AS3000シリーズ) : 電子メールと作画システム
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概要
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当社では、高度なマンマシンインタフェースを有するエンジニアリング・ワークステーション(EWS)と大量のデータ処理を高速に行うホスト計算機とを有機的に結合し、直接人間が介入する部分(データ入力,解析結果のグラフィック表示等)はEWSを利用することにより、より優れた計算機利用環境を実現している。このように、計算機の利用形態は従来のホスト計算機集中型からEWS利用による分散型へ移行しつつある。このような環境下では、ユーザ間のコミュニケーション手段をより充実させる必要がある。現在、ホスト計算機ACOS上では、文章と絵の情報の伝達を可能にした電子メールシステムPMAIL(Picture MAIL)が活用されおり、一方、EWSではUNIXのメールシステムが提供されている。これらの各システム既存のメールシステムをベースに機能を拡張し、さらに、ACOSとEWS間でメールの送受信を可能としたメールシステムを開発中である。本報告では、EAネットワーク上における統合化された電子メールシステムの実現方法、及び、それらを構成している五つのサブシステムについて紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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