企業内EAネットワークにおけるEWS(AS3000シリーズ) : 役割と位置付け
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概要
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技術開発における電算機利用は、近年大きく様変りしてきた。従来は、大型汎用ホストのTSSサービスを、遠隔地に設置された端末から利用する、集中処理方式が主流であった。しかし、電算機の性能向上と価格低下により、又電算機利用の広範囲化により顕在化してきた遠隔事業所固有のニーズを効率的に満足させるため、スーパーミニコンが事業所に設置され、センターの大型ホスト、遠隔地のローカルホストが、技術者の手元に設置された端末群から利用されてきた。そして、最近の電算機関連技術の発展を反映した高性能でかつ一層安価なエンジニアリングワークステーション(以下EWSと略記)が出現し、今や、技術開発における電算機利用を一変しつつある。EWSは、一昔前のスーパーミニコンと同程度の性能を有する電算機である。技術者の手元にあるEWS,所属事業所にあるローカルホスト,そして全社共有のセンターホストの,三つのクラスの電算機を組織化・ネットワーク化することにより、技術開発における必要な処理をそれぞれ最適の電算機に担当させ、技術開発の効率化・高度化を実現する事は、企業にとって重要なテーマである。ここでは、企業内EAネットワークにおけるEWSの狙い,位置付け,およびその役割について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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