ビタミンB_1類の安定性にかんする研究 : (I)スルピリンによるビタミンB_1水溶液の分解
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概要
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In an aqueous solution, sulpyrine caused significant increase in the rate of destruction of thiamine in a pH range of 3-7. This reaction was shown to proceed at an increasing rate with decreasing of acidity, though the effect of pH diminished as the pH passes 5. Activation energy for this reaction has been measured to be 27 kcal/mole and the salt effect was neglegible. Isolation of the decomposition products and the other experimental evidence showed that bisulfite from sulpyrine caused the replacement reaction of thiamine with the basic moiety of sulpyrine and that the rate of this reaction was dependent of bisulfite concentraton. The replacement reaction product, 4-N-methyl-N-[2-methyl-4-aminopyrimidyl-(5)] aminoantipyrine, was compared with sulpyrine in regards to the acute toxicity, the analgesic and the hypothermal activities.
- 日本ビタミン学会の論文
- 1966-09-25
著者
-
山本 隆一
Shionogi Research Laboratory Shionogi And Co. Ltd.
-
稲津 邦平
塩野義研究所
-
稲津 邦平
塩野義製薬株式会社製造部
-
山本 隆一
塩野義製薬株式会社研究所
-
稲津 邦平
塩野義製薬 研究所
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