トドマツ人工林の収量-密度図(II) : 無間伐林における単木の直径生長
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概要
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収量-密度図におけるY-N曲線の移動の際に, 期間中は最大直径の個体から数えた各個体の順位は変わらないと仮定することにより, 個体の生長経過を知ることができる。このようにして求めた個体の直径生長を, トドマツ無間伐林における25年間の資料にあてはめた。実測値は, 期首の直径が等しい何本かの個体においても, かなりの変異幅を示したが, 多くの場合, 予測値はその変異のほぼ中央に位置した。また全体の40%の個体については, 実測値と予測値はほぼ良好に対応した。5年間隔で予測を繰り返せば, 精度は向上することを示した。
- 日本森林学会の論文
- 1983-02-25
著者
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