相対幹曲線式の新しい推定方法 : システム収穫表への応用
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概要
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針葉樹における相対幹曲線式の新しい推定方法を理論的に誘導した。相対幹曲線式としてBehre型の式を採用した。既存の研究成果に基づいて, 相対高0.7における正形数λ_<0.7>は0.7で安定していると仮定した。Behre型の相対幹曲線式における係数は, 樹高, 胸高直径(あるいは胸高断面積)および材積によって推定できた。相対高が0.1の樹幹上部を除くと, 推定された直径の相対誤差は±15%以下であった。推定に必要な変数は, いずれも成長モデルの基本的な推定量である。したがって, 誘導した方法は, システム収穫表に対して容易に応用できる。
- 日本森林学会の論文
- 2001-02-16
著者
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