分散共有メモリ型並列コンピュータにおけるプログラム制御キャッシュメモリ
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概要
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本文では, 分散共有メモリ型並列コンピュータで, メモリからキャッシュメモリへのデータ移動を, プログラムによって行うプログラム制御キヤッシュメモリ方式を提案する. データ移動用のプログラムは, 演算処理用とは異なる転送専用のプロセッサにより並列に実行きれる. データ移動は命令により, バイトを基本単位として可変長で行なえるので, キャッシュに相当するメモリに, 必要最小限のデータを不整合なく格納できる. また, リモートデータをプリフェッチ出来るので, 従来のキャッシュメモリで問題となっていた, キャッシュミスやリモートデータ転送のオーバーヘッドを最少にすることができる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-08-27
著者
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